AI監修
レビューポイントを設定する (=Review Point Definition, RPD)
新規のレビューポイントを作成する
「レビューポイント」タブを選択し、画面上部の「RPD作成」ボタンから作成することが可能です。
「RPD作成」ボタンを押すと現れるRPD作成画面では、監修したい内容に合った監修タイプを選んでいきます。
各監修タイプのユースケースについては RPDモジュールの解説 で解説しております。
「詳細設定」のフェーズでは、AIが監修を行う際に必要になるデータをアップロードしたり、AIがどのような点に注目して監修を行うのかの指示をテキストで入力したりします。
最後の確認画面では、右上の「テスト」ボタンから、試しにAI監修を実行して、AIがこちらの想定通りに監修コメントを付けてくるか確認することができます。
RPDの作成フローは監修タイプによって異なります。詳細は RPDモジュールの解説 をご確認下さい。
レビューポイントを編集する
レビューポイント定義画面の右端にある「RPD編集」ボタンから、作成済みのRPDを編集することができます。
レビューポイントを一時的に無効化する
各RPDの左側にある稲妻マークをクリックすることで、RPDの ON / OFF が切り替えられます。
レビューセットを定義する
「レビューセット」とは、チームやプロジェクトの監修ルールに合わせて複数のRPDをセットにしたものです。「レビューセット」を事前に登録しておくことで、効率的にAI監修を回すことができます。
レビューセットを作成する
「レビューセット」のタブに切り替えた上で、「新規作成」ボタンをクリックします。
「レビューセット名」と「説明」を入力し、「作成」ボタンをクリックすると、「レビューセット」が新しく作成されます。
レビューセットにRPDを追加する
作成した「レビューセット」の「関連RPD」ブロックにある「管理」ボタンから、RPDの登録をすることが可能です。
出現したウィンドウにて、登録したいRPDを選択し、「決定」ボタンをクリックします。
レビューセットにキャラクターを紐づける
作成した「レビューセット」の「関連キャラクター」ブロックにある「管理」ボタンから、キャラクターの紐づけをすることが可能です。
キャラクターを紐づけておくと、当該キャラクターが含まれている素材に対してAI監修を利用する際、使用するレビューセット選択画面でこのレビューセットが推薦されます。
紐づけたいキャラクターを選択し、「確定」ボタンをクリックします。
レビューセットにタスクタグを紐づける
作成した「レビューセット」の「関連タスクタグ」ブロックにある「管理」ボタンから、タスクタグの紐づけをすることが可能です。
タスクタグを紐づけておくことで、そのタグを持つタスクでAI監修を利用する際、使用するレビューセット選択画面でこのレビューセットが推薦されます。
紐づけたいタスクタグを選択し、「確定」ボタンをクリックします。
レビューポイントに基づきAI監修を回す
各タスクの監修画面で、「AI監修」のタブに表示された「監修設定を開く」ボタンからAI監修がかけられます。
「デフォルト」と「高品質」からモードを選択します。
高品質モードはビジュアル監修等、AIによる高度な推論が必要となる場合に利用することを推奨いたします。
個別のレビューポイント (RPD)、または複数のRPDがセットになったレビューセットを選択して、AIで監修をかけることができます。
AI監修の結果を確認する
AI監修の結果は、右側のスペースの「AI監修」タブに表示されます。
監修結果をフィルタリングする
AI監修の結果は、以下の三段階に分かれて表示されます。
- リスク:AIがリスクがあると判断したもの
- アラート:AIにはリスクの判断が難しいため、人間に確認を促すもの
- セーフ:AIがリスクはないと判断したもの
各リスクレベルの左側にあるチェックボックスを操作することで、監修コメントのフィルタリングが可能です。
指摘箇所を分かりやすく表示する
画面左側のツールバーの「目マーク」を押すと、AIの指摘の位置を示す枠線が表示されます。
枠線で囲われた領域上にマウスを持っていくことで、この領域に対応するAIの指摘が吹き出しで表示されます。
画面左側のAIの指摘上にマウスを持っていくと、この指摘に対応する領域が太枠で強調表示されます。
監修結果をキープ / 削除する
AIの指摘にマウスを合わせると右下に表示される「グッドマーク」(👍)を押すと、この指摘がキープされます。キープした指摘は、再監修をかけても保持されます。
「バッドマーク」(👎)を押すと、拒否理由の選択肢が出現します。適切な理由を選び、確認ボタンを押すことで、AIの指摘が削除されます。
もう一度「バッドマーク」を押すと、この操作をキャンセルできます。
「コピーマーク」を押すと、指摘のテキストがクリップボードにコピーされます。
AI監修の結果を利用して監修コメントを追加する
AIの監修結果に基づいてライセンシー向けのコメントを作成したい場合、AIの指摘の右下にある「吹き出しマーク」をクリックします。
AIの指摘が予め入力された状態で、ライセンシー向けコメント追加用ウィンドウが開きます。適宜コメントを修正した上で、「送信」ボタンを押すと、コメントが作成されます。
現在の仕様では、AIの指摘から作成したコメントに、枠線(アノテーション)を付与することはできません。
AIからの監修コメントは人間の監修コメントとは明確に区別されます。 レポートやPowerPointなどの出力にAI監修コメントは含まれません。
AI監修の履歴を確認する
「AI監修結果」の右側に表示される「履歴」ボタンから、最新のAI監修の実行履歴が確認できます。
再監修をかける
再度監修をかけたい場合、「AI監修結果」の右上に表示される「再監修」のボタンから実行できます。
適用するRPDなどは、出現するウィンドウで再度設定します。
事前に AIの監修コメントをキープ した場合は、再監修後も当該のコメントが残りますが、キープしていないコメントは全て削除されますのでご注意下さい。